Memo of qmail
noel >> Memo of qmail
概要:
qmailのセカンダリメールサーバ(バックアップメールサーバ)の構築法や、vpopmailとの運用時についてのメモです。
バックアップメールサーバ
通常、メールサーバは1台で十分といえるはずです。
しかしながら、天災、停電、マシン故障など様々な要因で一台では心配だと考える人も多いと思います。
そこで、バックアップメールサーバの登場です。
非常にqmailでの構築は簡単なので、qmailインストール経験者は煩わしい設定も無く運用の面でも楽です。
個人的にPostfixでの挑戦も考えていましたが、qmailの楽さに驚きましてそれ以来これを利用することとしました。
設定手順は以下の通りです。
- qmailをインストールする。
(tar xvfz qmail.tgz &&cd qmail/&&make setup check&&./configなど)
- qmailの設定をする。
- /var/qmail/control/以下の設定ファイルを少し触るだけです。
- 1. localsはファイルの中身だけ消して下さい。
- 2. rcpthostsに受け取りたいドメインを書いて下さい。
- (元となるサーバからrsync等で転送すると幸せです)
- 3. smtprouteに対象となる宛先をexample.jp:mail.example.jpという感じに買い手やります。
- 念のためAbuse.net等でRelayCheckをする。
- 無事問題が無いのが分かったら、DNSのZONEファイルへ記載してましょう。
hogehoge IN MX 10 hoge.example.jp.
とあったら
hogehoge IN MX 20 hoge2.example.jp.
といった感じでpreference値をプライマリーサーバより高く書くと幸せです。
ただし、負荷分散等などの場合、preference値を同一にするというのも手だてですが、結局その場合も、バックアップサーバは必要な状態なわけです。
- 以上でqmail側の設定は完成です。
あとは、tcpserverから起動する場合、いつも通りRELAYCLIENT=""の記述等をしてやればOKです。
vpopmail
書いてる途中です。
関連リンク
All Copyright (c) 2002-, 南野のえる (Noel Minamino). All rights reserved.
Last Modified: Sep/15/2004 01:44:38(Wed)